ちくしょう

 

帰り道に歩道で自転車が突っ込んで来たので「危ないんですけど」と嫌味に言ってやったならば、その自転車のおっさんが何か言う間もなく我が道を歩き始めると近くなってくる声から「なんだ、てめぇ!」と追っかけてきやがったのである。

 

その声すらも無視して歩み進めたならば、自転車で突っ込まれそうだったので車道側に降りて隣に寄って来たおっさんのために足を止める。

 

「てめぇ!ふざけやがって!てめぇのほうがあぶねぇだろうが!」

と彼は怒っていた。私は睨みをきかして「警察呼びますか」と問いかけるのであった

 

そいならば「ふざけんな、てめぇ」みたいな暴言を吐きながら帰ろうとしていたがや

 

馬鹿野郎

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車は帰る方向に進んでるのに顔だけこちらに向けて「てめぇ、ぶっ殺すぞ!!」と言われたので「警察呼びますよ」と言い放ちバトルは終了したのだった。

 

賑わう駅近くでの出来事。

馬鹿野郎

 

 

 

 

自分は可笑しいのかもしれない。

無視していればいい状況の中、今年の私はどうも云ってしまうのである。

だからといって己が正しい人間だとは思わないがや

 

危ないんですけど、の嫌味じゃなくて別の言葉に言い換えればよかったかもしれないけれど、どう考えても己が謝る行動はしていないわけで。

だから「すみません」なんて言いたくない代わりの言葉がそれしか出なかったのだった。思いやりに欠ける言葉で日々過ごしているから嫌味になってしもうたのかもしれない。

ぶっ殺すは自分が産んだ言葉か

でもさ、携帯を触りながら歩いていたわけでもなしに、端に寄って歩いていたわけで

わけで、わけで、わけで、いいわけか。

 

 

 

このやろう。暴言で人をねじ伏せるとでも思っているなんてお門違いだぞ

自分が正しいと思おているのなら、怒らずに伝えることだ

 

 

 

 

以上