大事なマフラーをなくしたというのに思っていたより悲しい気持ちにならなかった、というようなことなら意外とあった。
久しぶりに映画『百万円と苦虫女』を鑑賞する
とにかく蒼井優の儚げな美しさが、あの華奢な身体と端正な顔立ちで目がもっていかれるし、その蒼井優に憧れた己を思い出す。
どうあがいてもなれないことに気づけなかった自分が若い
2008年の映画
あれから12年
私はもうすぐで29歳になります。
17歳が29歳です
そして当時22歳の蒼井優を超えている。
28歳が22歳にはなれない
28歳はこれからの年齢にしかなれない
なれないことばかりが増えていくのになりたいものも同じくらい増える年頃であります。
体型も全く変わらず12年
17歳から何が変わったというのでしょうか。
何も変わっていません
といいたいところですが関わる人も住む場所も環境もあの時とは変わりました、が、地続きであります。映画の最後に、主人公と青年が出会わないままお別れしてしまった
当時の記憶では、最後に青年だけが彼女に気がついたような終わり方だという印象があったのでエンドロール後の空想では引き止められたと思おていたがや
10年、そう思っていたのであります。
でも違ったのです。
すれ違ってお互い別々の人生を歩む
人の人生になると耽れるのに自分に限っては他人事に生きてきました
が、もしかしてこういうことって自分にもあったんじゃないかと28歳になってなんだか初めて考えさせられました。
メールアドレスを教えなかったあの人やラインから消えてしまったあの人や、第一印象が気にくわないからって敬遠することや待てなかったから離れていったものや、そりゃあもう色々なパターンで人生が変わるんですから可笑しな話です。
何が云いたいかといいますと、給付金の封書が届きましたので明日申請するのと、心残りはないのでネットフリックスとのメンバーシップはキャンセルします。
というどうでもいい報告
以上